ウィケットにボールをあてることがアウトの基本です。ウィケットが倒れなくともスタンプ上からベイルが落ちた時点でアウトになります。
クリケットには10種類のアウトがありますがここでは試合中によく見られるものを紹介します。

 

【BOWLED: ボウルド】

 
投球がウィケットを倒した場合
・空振りして直接ウィケットにボールがあたった場合とバットにあたったボールが前に飛ばずウィケットにあたった場合。
 

 

【CAUGHT:コウト】

 
打球をノーバウンドでフィールダーがキャッチした場合
 

 

【RUN OUT: ランアウト】

 
クリース内にバッツマンがたどり着く前にウィケットを倒された場合
・フィールダーから返球されたボールが直接ウィケットにあたっても、捕球したフィールダーがボールを持っている手でウィケットを倒してもどちらでも構わない。
 

 

【STUMPED: スタンプト】

 
エキストラポイントとはバッツマンがバットを使って稼ぎ出した点数(ラン)とは異なり、チームの点数となるものである。
以下の2種類は1球につき1点を相手チームに与えてしまうものであり、また1オーバーの中(6球)にはカウントされない。
その他に、L.B.W. (エルビーダブリュー)、 HIT WICKET (ヒットウィケット)、 HIT THE BALL TWICE (ヒットザボールトゥワイス)、 HANDLED THE BALL (ハンドルドザボール)、 TIMED OUT (タイムドアウト)、 OBSTRUCTING THE FIELD (オブストラクティングザフィールド)があります。

 

【APPEAL: アピール】

アウトの判定が必要なものに関しては全てアンパイアに判定を求めます。
「How's That?(ハウザット)」
これは「How was that, Mr.Umpire?」という意味です。

このアピールの結果、アンパイアがアウトのサインを示したときに初めてアウトとなります。逆に言えばアウトのサインを出さなければアウトではないということです。
アウトを判定するのはアンパイアです。むやみにアピールしたり、アンパイアの判定に異議を申し立てたり中傷したりするのはクリケットの精神に反するので絶対にやめましょう。
また、新しいバッツマンがフィールド内に入ってきたときや、いいプレーをした選手には敵味方関係なく拍手を送る習慣があることもお忘れなく。