2002/7/11
大和田小学校
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君津市立大和田小学校「クリケット教室」活動報告
報告者 新田絵里子
実施場所
千葉県君津市立大和田小学校体育館及び多目的ルーム
実施日
2002年7月11日(水)
講師
松村謙一郎
指導者
今村圭、鎌倉左登志、新田絵里子、 吉岡信康(順不同、敬称略)
参加者
約35名×2クラス = 約70名
2クラス(6年1組、6年2組)
時間割
(1)指導者自己紹介、ビデオによるルール説明(45分)
(2)指導者自己紹介、児童たちによる「5 over limitedゲーム」(45分)
実施経緯
イギリス人のALTの先生を迎えるにあたり、交流の手段としてクリケットをしたいが道具の入手方法を始め、ルールもわからないので、RCAに説明やデモの依頼があった。

【指導内容】
 ボウリングでは、肘をまっすぐ伸ばして投げようと努力する生徒が多かった。そして、生徒同士で投げ方のアドバイスをしているのが印象的だった。中には、ランナップをつけ、肘を曲げないで投げられる生徒がいた。今回は男女問わずコントロール良く投げられる生徒が多かったので、ボウルドでアウトを取る生徒が多かった。
 フィールディングでは、キャプテンとなった生徒が他のメンバーよりも率先して大きい声をだし、皆をまとめようとしたり、適切な指示を出し良く打たれる場所に人を配置したり、次に投げるボウラーに声をかけたりしていて、キャプテンシーを垣間見た。こういったキャプテンがいたためなのか、どのチームも非常にまとまりがあり、声や笑顔、拍手が絶えなく試合が大変盛り上がった。
 バッティングでは、バットを忘れて走る生徒が全くいなかったことにびっくりした。また、バイのときに走っても良いと知ると、コールを上手く使い上手にランを増やしていた。そして、生徒にコールを教えることはとても大切だと感じた。始めは恥ずかしくて大きい声でコールをかけることができない生徒が多いが、使っているうちに誰もがコールのかけ方が上手になり、それと同時に試合展開がおもしろくなり、試合が大変盛り上がるためだ。

【総括】
 クリケットのルールを先生よりも生徒がしっかりと理解しており、大変関心した。また、元気で素直な生徒が多く、ルールの説明や試合の進行が滞りなくできて嬉しかった。
 クリケットを学ぼうとする姿勢がひたむきなので、ALTの先生との交流のためだけではなく、ぜひこれからもクリケットを続けてほしいと思った。そのためには、私たちもサポートをしていきたい。また、U15の大会が今後行われることを話すと、興味を示し、ぜひとも出場したいという生徒が多かったので、更にクリケットを続けてほしいという思いが強くなった。また、後日道具の返却とともに、クリケットを体験してみての感想文を文集にしてRCAに送ってくださった。非常に嬉しく、子どもたちの生の声を聞けたので今後に役に立てていきたい。