★2002/4/29〜5/1
  東久留米

クリケット体験教室 活動報告
報告者 宮地 直哉
実施場所
東京都東久留米市 Christian Academy in Japan
実施日
2002年4月29日(月)〜5月1日(水)
指導者

4月29日 斉田直朗、今村圭
4月30日 宮地直哉

参加者
16人(男性7人)
対象学年
3,5学年(8〜11歳)
内容
09:15〜 クリケットの紹介(10分)
質問形式で子供たちにクリケットについて説明。
●クリケットの歴史(どのぐらい古いスポーツなのか)
●クリケットの現在(人口はどれくらいなのか)
●クリケットのやり方(打つ人は縦ぶり、投げる人は肘をまげない)
●デモンストレーション
●ルールの説明(素手でボールを取る、360度何処でも打っていい等)
09:30〜 クリケットの基本練習
●バッティング・ボーリング
4つのレーンを作って、適当に人数を割り当て順番に4,5球で打つのを交代させて、子供たちにやらせながら指導。時間内でポイントだけ、打つほうは基本的にはバットの持ち方・振り方だけ説明。投げる方は持ち方に加え、肘を曲げないことランアップして投げる前にホップする事を教える。
09:45〜 ミニゲーム
●エンドレス・クリケット
テニスコートの中央にカンガでピッチを作る。2チームに分け、フィールディングサイドは全員守備適当に散らばせてやる。バッティングサイドはバッツマンとノンストライカー二人の攻撃。ランは通常のクリケットと同じ。
[ルール]投げる人はどちらのチームにも入っていない大人の人が近くから野球投げでワンバウンドさせて投げる。
守備側はボールを取ったらすぐにボーラーに返球。  ボーラーはひたすら、返球されたら一定の間隔でウィケットめがけて投げつづける。
[ポイント]基本はバッツマンがそこにいてもいなくてもウィケットめがけて投げつづけること。アウトの方法はキャッチとボールドだけで、アウトになったら速やかに次の人にバットを渡して交代する。
[ポイント]交代している間にボールがボーラーに返球されてもボーラーは引き続いてウィケットに投げつづける。全員アウトになったら交代、ラン数が多いチームの勝ち。
全員記念撮影。(4/29のみ)
終了

【総括】
このイベントは、Christian Academy in Japan (CAJ)がアジアの文化に触れるという授業の一環として行われた。CAJはインターナショナルスクールで多国籍な人口構成であった。
企画としては、4月29日から5月1日までの3日間で1日20人ぐらいずつ、授業の一環として上記学年が交じって合同でクリケットを9時15分から10時15分までの約1時間でクリケットに触れる、というものだった。時間的に短いので子供たちができるだけ、楽しめるように指導した。インタナショナルスクールということもあり、基本的には英語で授業は行われた。また、初日にはボランティアとしてご父兄の方もいらしていて、デモンストレーション等でお手伝いいただいた。
時間は非常に短かったものの、子供たちの学習能力の高さを改めて実感したイベントになった。それほど教えなくても意外とすんなりと出来る。時間がたつにつれて自然とクリケットらしくなっていき、子供の上達の早さに驚いた。ポイントは、大人に教えるときと同じで大きな声と笑顔で一つ一つ生徒に反応をオーバーでもよいから示してあげること。あと、できるだけ対話形式で、キーワードをつけて全員で声を出させるようにすることだった。今回はHow is that を参加者全員に言ってもらうよう心がけた。
今回はCAJ側の授業の一環として開かれたクリケット教室だったが、先生も非常に協力的であったし、何よりも重要なことに子供たちがクリケットをエンジョイしてやっていたことがよかったと思う。今後もこのような活動が重要になってくるのではないだろうか。