日本クリケット協会 　教育部　宮地

長尾小学校でのクリケット普及活動

　日本クリケット協会は、2001年7月12日（木）午後、川崎市立長尾小学校（神奈川県川崎市）6年生30名及び同校の教師４人にカンギィクリケット（簡易クリケット）のデモンストレイションを開催しました。
　このデモンストレイションは、来年度から正式に、全国の小学４年生〜６年生の教育カリキュラムに導入予定である「総合的学習」の試行授業として野球の歴史を調べている同小の生徒たちから、「野球の原型といわれているクリケットについて教えて下さい」「クリケットを体験してみたい」といった声が協会に寄せられたことを契機に開催されたものです（野球の起源に関しては数説あり、クリケットを原型とする説もありますが、一般にはクリケットは野球の原型ではないといわれています）。
　気温35度を超える猛暑のなか開催されたデモンストレイションでは、生徒たちは「競技方法」や「道具・ユニフォーム」など、協会職員からのクリケットに関する説明に熱心に耳を傾けていました。
　その後ペアーズ･クリケット（二人一組で得点を競い合うゲーム）を体験した生徒たちは、「楽しかった」「もっと打ちたかった」と、心地よい汗をかいていました。また、４人の先生方も「またやらせてあげたい」「体育の授業で取り入れたい」と、1時間という短い時間ながらクリケットの魅力に触れて楽しいひと時を過ごせた様子でした。