日本クリケット協会　教育部　松村　

2001年7月22日(日)長崎県松浦市において松浦市の体育指導員の方や生涯スポーツ課職員の方々約25名を対象にし終日かけて普及員講習会を開催してまいりました。
　今回の講習会が開催に至った経緯は、松浦市の教育委員会生涯学習課スポーツ振興係からの依頼によるものでした。松浦市には東洋一の火力発電所があり、その燃料となる石炭をオーストラリアのマッカイ市から輸入しております。そのつながりで松浦市とマッカイ市は姉妹都市となっており、年間通じて子供から大人まで、学生・職員等を問わずの交流交換制度が盛んな地域なのです。
　そのような背景を持った松浦市としては数年前より、交流先であるマッカイ市に行けば必ず行うスポーツ「クリケット」の本格的な市への導入を考えていらしたようです。
　今回は午前中を松浦市スポーツセンター内会議室におけるビデオ上映＆ルール説明会、お昼を挟んで午後からは市立志佐小学校運動場においてカンギィクリケットを用いてのボウリングとバッティングをの練習を実施し、更にその後ペアーズクリケットを行いました。
　既にマッカイ市から送られてきたという本物のクリケットの道具を１セットお持ちでしたが、扱い方がわからないとのことから未だに新品で、今回始めて袋から出して使ってみましたが、やはり初心者ということもありカンギィセットで実技講習となりました。
　20代から60台までの幅広い年齢層に対する受講で、且つ皆さん既に何かしらのスポーツ経験者だったために、正直最初は身体が思うようにクリケットに適応しない方が多く大変でした。しかし最終的には非常に盛り上がり、笑い声の耐えない講習会となりました。
　今後は、当日補助スタッフとして参加してくださった福岡CCや長崎CC或いは創立したての福岡大学CCのメンバーとの交流を保ちながら市内の子供達に普及させていく計画です。